GPT-4.5リリース間近、o3-miniに新機能
- NKimetenai
- 2月13日
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更新日:2月27日
サム・アルトマン氏は自身のXにおいて、GPTシリーズの今後の展開に関するロードマップを発表され、社内で「Orion」と呼ばれていたGPT‐4.5のリリース準備が進んでおり、数週間から数か月以内に正式リリースされる予定であると述べられました。

また、OpenAI公式からは、まずDeep ResearchがすべてのProユーザーに提供されるようになったことに続き、Plusユーザー向けにはo3‐mini‐highの利用制限が一日最大50回に引き上げられ、週50回という制約が大幅に軽減されました。
さらにo1およびo3‐miniがファイルや画像のアップロードに対応したことが発表されましたが、筆者が実際に使ってみたところ、Project機能のカスタム指示にはまだ対応していない様です。
サム・アルトマン氏は同ポストにおいて、GPT‐4.5が最後の非Chain of Thoughtモデルとなると語っており、その理由として、ChatGPTのモデルが増えすぎた現状に触れ、今後のGPT‐5ではoシリーズを含むすべてのモデルを統合した仕組みとなることを示唆しています。
具体的には、GPT‐5は多様なタスクに対して必要な計算リソースを自動的に選択し、効率的な動作を実現することが期待され、現行のo3‐miniが出力レベルをlow、medium、highから選択可能であることを踏まえると、この発言には十分な信ぴょう性があると考えられます。
さらに、GPT‐5がリリースされた際には、無料ユーザーも含む全ユーザーに対して無制限での利用が解放される一方で、有償ユーザーには音声モードやCanvas、Deep Researchなど、より高度な機能を備えた「頭のいい」GPT‐5が提供される予定です。
同じく同日に、OpenAI CPOケビン・ウェイル氏もポストを行い、Apple intelligenceへの統合の一環として「OpenAIでのサインイン」を構築したことを発表し、今後他のアプリやサービスへの拡張も検討していると述べました。これに対して起業家のヒテン・シャー氏はリプライで、多くのAI機能において従来必要とされていたAPIキーの入力が不要になる点を指摘し、より最適化されたエコシステムの実現が期待できると強調しました。